SugarSyncのメリット・デメリット

■SugarSyncのメリットについて

 SugarSyncのメリットは、次のようにまとめられます。
  
  ・ 同期するフォルダを自由に指定できる
  ・ 無料サービス時の容量が大きい・有料サービス時の課金が安い
  ・ カスタマイズ性が高い
  ・ 日本語対応
 SugarSyncの特徴は、そのカスタマイズ性にあります。設定自体は別に難解でも困難でもないのですが、かなり自由度の高い同期を行うことができます。

 例えば、WindowsとMachintoshのパソコンを複数台持っている場合、画像や音楽などのファイルは共通なのですが、一部Windows専用、Machintosh専用のファイルというものがあります。その場合、Windows専用のファイルはWindowsのみに、Machintosh専用のファイルはMachintoshのみに、画像や音楽などのファイルは全部のパソコンで同期する、などといった設定を行うことができます。

 また、全部のパソコンのマイドキュメントを同期したり、あるパソコンにあるフォルダAと、別のパソコンにあるフォルダBの中身を同期する、といった荒技を行うこともできます。

 もう一つ大きなメリットとして、無料サービス時の容量がDropboxと比べて5GBと大きい事が挙げられます。これは、他のサービスに比べても容量が大きい方だといえます。

■SugarSyncのデメリットについて

 SugarSyncのデメリットは、次のようにまとめられます。

 ・ フォルダの同期を設定する必要がある
 ・ 同期が不安定になる時がある
 ・ Android版の評判

 SugarSync の最大の特徴にして最大のデメリットは、フォルダの同期をユーザーが指定しなければならない点です。いくら簡単な設定とはいえ、パソコンが苦手な人は抵抗を覚えるでしょう。Dropboxのように、「My Dropbox」全てが同期されるとした方が、単純明快であるとも言えます。

 もう一つ、SugarSyncの場合Dropboxに比べて同期が不安定になりがちだという点が挙げられます。こちらも、複雑な設定をしている以上ある程度は仕方ないことなのですが、やはり安定性と言われるとDropboxの方が有利です。

次は、SugarSyncの基本的な使い方を紹介したいと思います。

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